<W杯サッカー>カタールW杯組織委「工事現場で移住労働者400-500人死亡」
ⓒ 中央日報日本語版2022.11.30 11:05
2022国際サッカー連盟(FIFA)カタールワールドカップ(W杯)組織委員会の事務総長がW杯関連の工事現場で約400-500人の移住労働者が死亡したと明らかにした。
29日(現地時間)のロイター通信によると、カタールW杯組織委員会のハサン・アルタワディ事務総長は英国ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏のインタビューで「(W杯工事現場で死亡した移住労働者の)推定値は約400人から500人」とし「正確な数は分からないが(内部的に)議論されたことがある内容」と述べた。
これに先立ちカタール政府側の報道官は「8カ所の競技場、17カ所の非競技場所などで3人が業務関連で死亡し、37人が非業務関連で死亡した」とし「2014年から2020年までカタール全域のすべての国籍の労働者の統計を参照した」と明らかにした。
カタールはW杯開催のためのインフラ建設に投入された移住労働者の劣悪な労働環境のため繰り返し批判を受けてきた。英ガーディアンは2010年にカタールがW杯を招致して以降、カタールに来た移住労働者のうち6750人が死亡したと報じた。このうちインド出身者が2700人で最も多く、続いてネパール1641人、バングラデシュ1018人、パキスタン824人、スリランカ557人などの順と伝えた。