「北朝鮮でもW杯開催可能」…カタールをかばう「サッカー大統領」の詭弁(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.24 16:19
「カタールを批判せずに私を批判してほしい」。
「サッカー大統領」ジャンニ・インファンティーノ国際サッカー連盟(FIFA)会長(52)が19日、2022カタールW杯開幕を翌日に控えて開かれた公式記者会見でこのように一喝した。インファンティーノ氏は約45分間、W杯開催国カタールを批判する西側のメディアと人権団体に反論した。メディアなどはこの数年間の移住労働者の劣悪な労働環境、性少数者弾圧などの人権問題を提起し、カタール政府とFIFAに改善を促してきた。
インファンティーノ氏は「欧州の人たちが過去3000年間してきたこと(植民支配)を考えると、道徳的な訓戒をする前に今後3000年は謝罪をしなければいけない」「移住労働者はカタールが合法的に家族の生計を助けるが、欧州の人たちは国境を閉鎖した」などと発言しながら「西側の偽善」を指摘した。また「我々は異なる信念や歴史を理解すべきだが、今回のW杯が西欧からアラブ世界を眺める視野を開くのに助けになるはず」と話した。カタール大会は中東地域で初めて開催されるサッカーW杯だ。