コロナ防疫解除されれば改善すると思ったのに…「L字形」のどん底にはまった韓国LCC
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.24 10:27
格安航空会社(LCC)が「L字形」のどん底に陥った。チェジュ航空とジンエアー、ティーウェイ航空、エアプサンの4社がいずれも2019年から4年連続の営業赤字から脱出口を見いだせずにいる。新型コロナウイルスという直撃弾よりも前に根本的に収益性確保に問題があるのではないかという疑問が生じている。
23日の業界によると、主要LCC4社は7-9月期にいずれも営業赤字を出した。チェジュ航空は営業損失615億ウォンを記録した。ジンエアーが174億ウォン、ティーウェイ航空が323億ウォン、エアプサンが332億ウォンの営業損失を出した。昨年7-9月期と比較すると赤字幅は減ったがいずれも黒字転換に失敗した。
大手航空会社との業績格差もますます大きく広がっている。大韓航空は7-9月期に営業利益8007億ウォンを記録した。四半期基準では過去最大だ。アシアナ航空も営業利益2293億ウォンを記録した。市場で懸念した完全資本欠損も回避した。