韓国製1号ワクチンの涙…SKバイオサイエンスのワクチン、2カ月で廃棄の危機(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.24 09:54
◇「後発走者の悲しみ…ワクチン開発成果をないがしろにしてはいけない」
専門家は「ワクチン開発に成功するまでに相対的に長く時間がかかり発生した問題」としながらも「ワクチン開発成功経験までないがしろにしてはいけない」と口をそろえた。新型コロナ特別対応団長で国家感染病気危機対応諮問委員長の鄭ギ碩(チョン・ギソク)氏はSKバイオサイエンスの完成品生産が中断されたことに関連して「後発走者の悲しみ」と表現した。鄭委員長はオミクロン株変異株が世界の流行を主導している状況にあることを強調して「隣ではエアコンを売っているのに私たちだけ氷を売っているようなもの」と話した。ただし「国内で初めてオリジナルワクチンを作った経験だ。それだけ意味のあることで、努力までないがしろにすることはできない」とし「まだ技術力が追いついていないため仕方ないが、次のパンデミックを考えて開発を継続しなければならない」と話した。