「怪物ICBM」 6キロ移動後に発射…北朝鮮の偽ミサイルかく乱懸念強まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.23 16:00
北朝鮮が「火星17型」大陸間弾道ミサイル(ICBM)を載せた移動式ミサイル発射台(TEL)の機動性を強化したことが把握された。ミサイル施設付近で発射した3月とは違い、18日には同じ施設から6キロ離れたところから発射した。
専門家の間では、北朝鮮がICBMの移動距離を増やし、韓米のミサイル発射事前兆候探知をかく乱する可能性があるという懸念が出ている。形が同じ偽のミサイルを一斉に移動させ、本当のミサイルの識別を難しくするということだ。
23日のボイス・オブ・アメリカ(VOA)放送によると、今回の「火星17型」を発射した場所は平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)空港内の民間滑走路と軍事用滑走路をつなぐ道路であることが明らかになった。専門家らが北朝鮮が公開した映像・写真と商業用衛星写真を比較分析した結果だ。