金与正氏「安保理の二重基準を強力に糾弾…最後まで超強硬対応」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.23 08:58
北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長は22日、国連安全保障理事会(安保理)が公開会議を開いて北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射問題を議論したことに対して「国家の安全を守護するための自衛権行使に言いがかりをつけることに対しては絶対に容認せず最後まで超強硬対応を取るだろう」という立場を出した。
金副部長はこの日朝鮮中央通信に公開した談話で「米国が我々を武装解除させてみようといくら必死にあがいても、我々の自衛権には絶対に傷をつけることはできず、反共和国敵対行為に執念すればするほどより致命的な安保危機に直面することになるということを肝に銘じておかなければならない」と話した。
国連安保理は現地時間で21日午前、米国ニューヨーク国連本部で北朝鮮のICBM発射問題を議論するための公開会議を開いた。これに対して金副部長は「国連安保理が朝鮮民主主義人民共和国を狙って米国と南朝鮮が忙しく繰り広げている、危険性が濃厚な軍事練習と過欲的な武力増強に対しては努めて冷遇し、それに対応した我々の不可侵的な自衛権行使を取り上げたことは明白な二重基準」と批判した。