韓国国連大使「北朝鮮、国連の権威を無視…安保理の非対応を利用して核兵器開発」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.22 09:07
韓国政府は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17」の試験発射で国連安全保障理事会(安保理)決議に再び違反したことに対し、国際社会の厳重な対応を促した。
21日(現地時間)、韓国の黄浚局(ファン・ジュングク)国連大使は、ニューヨークの国連本部で開かれた安保理公開会議で、「北朝鮮のICBM発射は安保理決議と国連憲章を含む国際規範を無視したものだ」と批判した。
黄大使は、北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がICBM試験発射を糾弾したアントニオ・グテーレス国連事務総長を「米国のかかし」と嘲弄した声明に言及し、「北朝鮮は国連の権威を完全に無視している」と指摘した。