司法リスク現実化、危機に向かう韓国最大野党(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.21 13:29
韓国最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表の「司法リスク」が民主党の危機感を高めている。李代表の最側近の鄭鎮相(チョン・ジンサン)代表室政務調整室長が19日に拘束されると、親明(親李在明)系の野党議員7人が尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の退陣を要求するろうそく集会の演壇に立った。これに対し与党が激しく反応したほか、民主党内でも「司法リスクで党全体が埋没してはいけない」という反発が出ている。李代表の司法リスクとこれを防御するための「路上の政治」が民主党の危機をさらに高めているという診断が出ている。
親明系議員が街に出たのは、鄭室長の拘束から15時間後だった。民主党議員6人(安敏錫、姜ミンジョン、金容民、兪訂ジュ、梁李媛瑛、黄雲夏)と閔炯培(ミン・ヒョンベ)無所属議員は10日午後6時ごろ、ソウル市庁付近でろうそく集会の演壇に立ち、「野党殺しに没頭する尹錫悦は退け」「事件捏造政治検察を解体しよう」などと叫んだ後、マイクを握った。現政権に入って多数の民主党議員が政権退陣集会に登場したのは今回が初めてだ。