【コラム】対北ビラ禁止法めぐる論争…民間人統制区域住民の不安
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.17 16:04
北朝鮮と接した境界地域の住民がまた緊張している。対北ビラ禁止法(南北関係発展に関する法律改正案)の死文化を心配している。この法律は境界地域の住民の生命と安全のために制定された。
権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官は最近、対北ビラ禁止法の憲法訴願事件に利害関係人として「対北ビラ禁止法は違憲」という趣旨の意見書を憲法裁判所に出した。権長官は対北ビラ禁止法を「過剰禁止原則を違反して表現の自由を侵害し、罪刑法定主義と明確性の原則、比例性の原則を違反して憲法に背く」と指摘した。