BTS、3年連続でグラミー賞にノミネート…今年は2部門(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.16 08:21
グラミー賞は米国の3大音楽授賞式の中でも最も保守的な方だ。ファン投票で授賞するアメリカン・ミュージック・アワードやビルボードデータに基づいたビルボード・ミュージック・アワードとは異なり、音楽専門家団体であるレコーディング・アカデミー会員の投票で決定される。BTSは2017年ビルボードミュージックアワード「トップソーシャルアーティスト」を皮切りに昨年アメリカン・ミュージック・アワードの大賞にあたる「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」まで主要音楽授賞式を席巻したが、まだグラミー賞では受賞できていない。白人・男性中心の授賞式という批判を浴びてきたグラミー賞は昨年、秘密委員会を廃止するなど変化を模索しているが、K-POPの台頭など新しいトレンドを反映するには足りない水準だ。
「最優秀楽曲賞」「最優秀アルバム賞」「最優秀レコード賞」など「ゼネラルフィールド(4大本賞)」と呼ばれる本賞部門ではノミネートされなかった。BTSは『Proof』を「最優秀楽曲賞」部門に提出したが、最終選定されなかった。『Yet To Come』と『My Universe』の他にも米国ポップスターのチャーリー・プースとジョングクがコラボした『Left and Right』、ベニー・ブランコとスヌープ・ドッグ、ジン・V・ジョングク・ジミンがともに歌った『Bad Decisions』など4曲を「最優秀楽曲賞」に提出したことが分かった。9月に発売した2ndアルバム『Born Pink』でビルボードアルバムチャートトップに上がったBLACKPINKもノミネートされる可能性が提起されたが選ばれなかった。