【社説】梨泰院惨事特別捜査本部、地位・上下を問わず責任究明を
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.15 10:56
ソウル梨泰院(イテウォン)で発生した「10・29ハロウィン惨事」関連死亡者が昨日158人に増えた中、警察特別捜査本部の捜査が本格化している。ところが、高位公職者には法的・政治的免罪符を与え、一部の中下位職に責任を転嫁する捜査が行われているのではないかという疑問が提起されている。今回の惨事の原因と責任を明らかにする捜査で、誰も例外があってはならない。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は「国家哀悼期間」が終わった6日「惨事が繰り返されないようにする責任は私にある」と述べた、大統領室は真相究明が先だという立場を数回明らかにした。大統領の言葉通り、類似した悲劇を防ぐためには、徹底した原因究明、法と制度上の不備点にメスを入れるだけでなく、関連公職者が過ちに相応する責任を問う後続措置が必ず伴われるべきだ。