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韓国軍、北朝鮮のミサイル残骸公開…「60年代開発のくず鉄ミサイル」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.09 17:56
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北朝鮮が2日に休戦後初めて北方限界線(NLL)を越え束草(ソクチョ)近海に撃ったミサイルは1960年代に旧ソ連が開発した旧型の地対空ミサイルと明らかになった。これに対して軍内外では「韓米が回収しても分析する価値のない在来式兵器をあえて撃った可能性が高い」という評価が出ている。

韓国軍当局は9日、ソウルの国防部庁舎前でミサイルの残骸を公開し、「形状と特徴から北朝鮮のSA5地対空ミサイルと判明した」と明らかにした。国防科学研究所(ADD)がミサイル下段推進体とみられる残骸を分析した結果だ。

 
これに先立ち6日に韓国海軍の救助艦「光陽(クァンヤン)」は東海(日本名・日本海)の公海海底約1700メートル地点から長さ約3メートル、幅約2メートルのミサイルの残骸を引き上げた。ミサイル推進体の一部で主翼4個と液体燃料タンク、エンジンとノズルの一部がついていた。

韓国政府関係者は「ミサイル胴体には識別番号と一部の説明がロシア語で表記されていた。ハングルは書かれていなかった」と明らかにした。

SA5は西側で付けた制式名称だ。ロシアで「S200」と呼ぶこのミサイルはソ連が1966年に初めて実践配備した。

米海兵隊の情報によると、北朝鮮は1987年にこのミサイルをソ連から持ち込んでいる。北朝鮮は過去の軍事パレードでSA5を何回も公開した。

特異なのは地対空ミサイルを地対地ミサイルとして利用した点だ。当初韓米軍当局はミサイルが最高高度約100キロメートルで約190キロメートル飛行し束草東側57キロメートルの公海上に落ちたものと探知した。このためその後の発表でも「短距離弾道ミサイル(SRBM)」とだけ評価した。

これと関連し軍関係者は「ミサイルは明確に南側を狙った傾斜角で発射した。意図的にNLL南側を狙ったとみられる」と話した。

軍も過去に「ナイキ・ハーキュリーズ」地対空ミサイルを地対地ミサイルとして運用したことがあり、初の国産地対地弾道ミサイル「白熊」も事実上ナイキ・ハーキュリーズを逆設計したミサイルだった。最近になってもロシアがS300地対空ミサイルをウクライナの戦場で地対地ミサイルとして撃った事例がある。

韓国軍当局によると、SA5は地対地で撃つ場合、最大射程距離が300キロメートルに達する。ただ誤差範囲が1キロメートル以上で戦術的な価値は落ちるという評価が出ている。2017年3月にシリアがイスラエルの戦闘機に向かって2発のSA5を発射し、イスラエルがこのうち1発を自国製防空ミサイル「アロー2」で迎撃したこともある。

一部では「北朝鮮があえてくず鉄水準の在庫弾を撃ったのではないのか」という話が出ている。北朝鮮が最近になりしばしば発射したKN23(北朝鮮版イスカンデル)、KN24(北朝鮮版ATACMS)など固体燃料推進の新型ミサイルと違い軍の立場では技術的に分析する価値のないミサイルである点からだ。

クォン・ヨンス元国防大学教授は「通常はミサイルの残骸を発見すれば技術水準を分析できるが、そうした側面で見るとSA5は大きな価値はない」と話した。

また別の策略の可能性もある。峨山政策研究院のヤン・ウク副研究委員は「問題が発生した場合に備え地対空ミサイルを発射したのがミスで南側に落ちたという言い逃れの手段に使える。さまざまな意図を持ってSA5を持ち出したとみられる」と指摘した。

北朝鮮の旧型ミサイル発射が今後増えるだろうという観測も出ている。北朝鮮は3日夜に黄海北道谷山(ファンヘブクド・コクサン)からスカッドC型改良型の火星6号と推定される在来式SRBM3発を撃っている。

これと関連し韓国政府消息筋は「戦術核搭載が可能な新型ミサイルを十分に量産する段階に入れば旧型ミサイル在庫弾は管理コスト次元からも減らす必要がある。今後対南威嚇用として新型ミサイルと混ぜて撃つ可能性は相当ある」と話した。

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    韓国軍、北朝鮮のミサイル残骸公開…「60年代開発のくず鉄ミサイル」

    2022.11.09 17:56
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    韓国軍当局が9日、国防部庁舎前で北朝鮮が2日に北方限界線(NLL)を越えて発射したミサイルの残骸を公開した。ミサイル下段推進体の一部とみられる残骸がトラックに載せられている。キム・サンジン記者
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