【時視各角】米国の安保公約が信頼できない理由=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.08 14:20
先月18日に開かれた寛勲(クァンフン)討論会でこのような場面があった。フィリップ・ゴールドバーグ米大使が与党と大統領室の一部で出ている戦術核再配備論について「無責任で危険なことであり、緊張緩和に役に立たない」と一蹴したのだ。
最近、北朝鮮が花火のようにミサイルを発射し、多くの与党の重鎮が戦術核の必要性を力説している。国民の力の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長をはじめ、洪準杓(ホン・ジュンピョ)大邱市長、劉承ミン(ユ・スンミン)、趙慶泰(チョ・ギョンテ)元・現議員らだ。大統領室安保ラインでも戦術核再配備と核共有カードが検討される雰囲気だ。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領までが戦術核の必要性に関する質問に「韓国と米国の官民のさまざまな意見を聞いて確かめている」とし、再配備の可能性を排除しなかった。