韓国、超短時間バイトが過去最多
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.08 10:11
#ソウル所在の大学に通うキムさん(22)は、フランチャイズのパン屋で週に12時間ずつ働いている。一日4時間ずつで週3日、午後に出勤している。最低賃金で働いているのに往復30分以上の通勤時間で交通費まで負担しなければならないが、終日勤務なしで週15時間を越えるアルバイトの求人はほとんど見当たらない。キムさんは「一日5~6時間ずつ働いた方が効率は良いはずだが、最近は週15時間以上のアルバイトの求人があまりない」と言い、「学期休みには、こういう形のバイトを2~3個かけ持ちする」と話した。
キムさんのような超短時間労働者が増え、過去最多を記録した。7日、韓国統計庁国家統計ポータルを分析した結果、9月に勤労時間が週15時間未満の労働者は179万6000人で、同月基準で過去最多を記録した。昨年同月(153万5000人)と比べると、17%増加している。13年の81万2000人に比べ、2倍以上になった。