【韓国梨泰院圧死事故】「3時間CPR」医師が絶望した時…「弘大でもう一杯飲もうか」言葉に鳥肌
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.11.01 07:41
ソウル龍山区漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)で知人に会っていたところ、梨泰院(イテウォン)に何か起こり、心肺蘇生法(CPR)が必要だという話が聞こえた。夜11時、直ちに席を離れて梨泰院に向かって歩いた。到着時刻は11時37分、その時から2、3時間忙しなくCPRを実施した。梨泰院事故が発生した29日夜、国立がんセンター家庭医学科のカン教授(女)に起きたことだ。カンさんは疲れ果て、30分ほど道端に座り込んでいた後、午前4時過ぎに家に帰った。
カンさんは梨泰院の話を聞いた時、「CPRができるから役に立つだろう」と思った。到着した時は戦場に他ならなかった。あのように大変なことが起きたとは分からなかったという。「CPRができる」と言ったら警察が入らせた。事故が起きた路地から取り出した患者が梨泰院地下鉄駅の大通りの所々に横たわっていた。相当数は呼吸困難により顔・唇などが青ざめていた。チアノーゼだった。