【韓国梨泰院圧死事故】「21世紀になぜこんなことが…」事故現場の近くに花束が山積みに
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.31 07:35
梨泰院(イテウォン)事故が起きた翌日の30日、事故現場近くの梨泰院駅1番出口の前には、市民が置いた花束が一つや二つ積もり始めた。花だけを置いて帰る人もいれば、紙コップにマッコリや焼酎、ワインを注いで追悼する人もいた。日が暮れた後、追悼の足取りはさらに増え、彼らが置いていった菊や霧の花が山積みになった。
事故現場の雰囲気は衝撃と沈痛さに変わった。韓国生活4カ月目の米国人グレース・リーさん(40・女)は午後5時ごろ、現場を訪れ、「ニュースを見て死亡者が増えることを見て、ますます悲しくなった」とし、「生きる日が多い若い人たちなのに、両親や友人のことを考えると…」と目頭を赤くした。授業が終わった後、現場を訪れた高校生のイム・ジェフン君(17)は、「どうやって21世紀の大韓民国でこのようなことが起こり得るのか、同じソウル市民としてはあまりにも悲劇的だ」とし、手書きの手紙と小菊の束を置いていった。