プーチン大統領の核デモ…ICBM・SLBM・極超音速ミサイルを全部発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.27 06:57
ロシアが26日、プーチン大統領が参観する中、定例核戦争演習「グロム(雷鳴)」を実施した。同日、ロシア国営のリアノボスティ通信によると、クレムリン宮は同日、プーチン大統領の指導の下、軍が陸上と海上、空中で戦略的抑止力訓練を行い、弾道ミサイルと巡航ミサイルの発射が実際に行われたと明らかにした。
ロシアは核戦争訓練の実施を米国に通知したのに続き、北部プレセツク宇宙基地から射程1万1000~1万2000キロに最高速度マッハ20以上の多弾頭大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ヤルス」を発射し、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「シネワ」を北部バレンツ海で発射した。
ロシア国防総省は、極超音速ミサイル「3M22 ツィルコン」、巡航ミサイル「Kh-47M2キンジャール」、戦術弾道ミサイル「9K720」の発射場面も公開した。戦闘機「MiG-31」、戦略潜水艦、駆逐艦や小型ミサイル戦闘艦、戦略爆撃機「Tu-95」なども登場した。セルゲイ・ショイグ国防相は「敵の核攻撃に対応して大規模な核攻撃を加えるための訓練を行った」と述べた。