「頭を下げて!」その後に大きな衝撃音…大韓航空のセブ事故搭乗客が帰国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.26 06:47
フィリピンのセブ・マクタン空港で発生した大韓航空旅客機の滑走路離脱事故でセブに足止めされていた乗客が25日、仁川(インチョン)空港を通じて帰国した。
この日午後9時50分ごろ、大韓航空代替機に乗って帰国した乗客は列になって仁川国際空港到着ターミナルゲートを抜けた。一部の乗客は迎えに来ていた家族と会って互いに抱きしめながら無事に帰還できたことに対する喜びを分かち合った。
語学研修のためにフィリピンに滞在して帰国したAさん(17)は「旅客機が2回目の着陸を試みたとき機体に大きな衝撃が加わった」とし「3回目の着陸時も後ろの窓の外を見ると飛行機がつぶれていて驚いたし、混乱した」と当時を振り返った。Aさんは「乗務員の指示に従って非常(脱出)スライドを使って降りてきた」とし「大声を出す人もいたし、『無事に着陸した』と言って涙を流す人もいた」と伝えた。