韓国公務員の教育資料に…李完用「日本の韓国占領はやむを得ない選択」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.20 15:42
韓国の公務員と公共機関職員が毎年履修する統一教育資料に植民史観を擁護する内容があるという指摘に対し、統一部が「検討する」という立場を明らかにした。
国会政務委員会所属の金翰奎(キム・ハンギュ)共に民主党議員は20日、統一部傘下の統一教育院が「歴史から学ぶ韓半島平和統一」というタイトルで制作して数年間使用された映像教育資料に、植民史観に該当する内容が相当な分量で紹介され、親日行為を美化する内容が含まれていると明らかにした。
該当資料をみると、仮想対話形式で制作された映像に李完用(イ・ワンヨン)が登場し、「日本が韓国を掌握するのは李舜臣(イ・スンシン)将軍が生きていてもやむを得ないことだった」とし「最大限に良い条件で併合されるようにした」と話す。また、自らを「現実主義者」と紹介し、「どっちみち鞭で打たれるのなら少ない痛みで打たれるのがよい。そうしなければ必ず戦争が起きて国はまるごと失われたはず」と語った。