北朝鮮、2日続けて海上緩衝区域に砲撃…「新潜水艦開発が最終段階」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.20 08:25
北朝鮮が18日夜から2日間、「9・19南北軍事合意」で設定された東海(トンへ、日本名・日本海)・西海(ソヘ、黄海)の海上緩衝区域に再び砲弾350余発を撃った。あわせて韓米軍の多連装ロケット砲(MLRS)射撃訓練と護国訓練を口実として前面に出した。北朝鮮は13日夜から翌未明にかけて、軍用機戦術措置線侵犯、弾道ミサイル発射、海岸砲射撃など同時多発的な武力示威に出るときも韓米の砲射撃訓練を理由に挙げた。数発の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる北朝鮮の新型潜水艦開発が最終段階に達したという分析も出ている。
19日、韓国合同参謀本部によると、北朝鮮は18日午後10時ごろから黄海道長山串(ファンヘド・チャンサンゴッ)一帯から西海上に砲弾100余発を発射した。長山串は韓国の白リョン島(ペクリョンド)からわずか15キロメートル程度離れた場所だ。続いて約1時間後、北朝鮮側の江原道高城郡長箭邑(カンウォンド・コソングン・チャンジョンウプ)一帯から東海上に砲弾150余発をさらに撃った。翌19日午後12時30分ごろからは黄海道延安郡(ファンヘド・ヨナングン)一帯から西海上にまた100余発を発射した。計350余発の砲弾は東・西海の北方限界線(NLL)の北側海上緩衝区域に着弾したことが探知された。