大庄洞8億ウォン、李在明氏の大統領選挙戦資金として流入した情況=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.20 07:23
韓国検察が大庄洞(テジャンドン)開発民間事業者の収益金の一部が野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の大統領選挙戦の資金に流れていった情況を把握し、李代表の最側近であり大統領選挙キャンプ副本部長を務めた民主研究院のキム・ヨン副院長(56)を19日、逮捕した。昨年9月に「大庄洞開発特恵事件」捜査が始まって1年ぶりに「不正大統領選挙戦資金事件」に検察捜査が拡大したのだ。20日0時の拘束期間満了によって釈放されたユ・ドンギュ元城南(ソンナム)都市開発公社企画本部長が最近態度を変えて口を開き、捜査が急進展したという。
検察はこの日午前、キム副院長の自宅の家宅捜索に続き、午後にはソウル汝矣島(ヨイド)民主党本部事務所8・10階に位置した党シンクタンク「民主研究院」の事務室を家宅捜索に入った。これに対して民主党議員や党役員が党本部建物1階で検察の進入を阻み、夜遅くまで検察と対峙した。