「BQ.1」「BQ.1.1」の韓国検出…オミクロン株、今冬に大量発生か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.20 06:47
昨夏、韓国の新型コロナの第6波を主導したオミクロン下位変異「BA.5」の比重が次第に減り、その場を他の新しい変異が埋めている。欧州を中心に増えるもう一つのオミクロン下位変異「BF.7」が国内でも増えており、米国で最近拡散中の「BQ.1」と「BQ.1.1」変異も最近韓国で検出された。どのような変異が今後冬場の流行を導くか分からない状況で、専門家は変異モニタリングが重要だと強調する。
19日、疾病管理庁によると、10月第2週目(9~15日)BA.5変異ウイルスの検出率は89.3%だ。前週より1.3%ポイント下がった。反面、BA.5以外の詳細変異の検出率はほとんど増えた。BA.2.75は3.3%、BA.2.75.2は1.0%検出されたが、それぞれ前週より0.5%ポイント上がった数値だ。BA.5の細部系統BF.7も1.8%検出され、前週より0.5%ポイント増えた。BF.7検出率の増加は、国内感染より海外流入でも目立った。中央防疫対策本部のイム・スクヨン状況総括団長はこの日午前のブリーフィングで「BF.7変異はドイツ、フランス、ベルギーなど67カ国で現在まで1万4000件余りが確認された」と説明した。