円相場、３２年ぶりの安値に急落…「通貨危機、総体的崩壊に突き進んでいる」
ⓒ 中央日報日本語版2022.10.19 12:02
円相場がこの３２年間で最安値に急落し日本の通貨危機が総体的崩壊に突き進んでいるという分析が出てきた。
米投資専門メディアのマーケットウォッチが１８日に伝えたところによると、ＸＭのアナリスト、マリオス・ハジキリアコス氏は「日本銀行は米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）など主要国の中央銀行が主導してきた緊縮ゲームに参加しなかった。これが円相場に衝撃を与えた」と話した。
その上でこうした金利市場の力学関係は円が安全資産としての魅力を失うことになった理由のひとつだと説明した。
ニューヨーク外為市場では１７日、円が対米ドルで下落傾向を継続し一時１ドル＝１４９円台まで円安が進んだ。心理的抵抗線である１５０円に近づいた。
ハジキリアコス氏は「円が自由落下している。日本の通貨危機は雪だるま式に拡大し総体的な崩壊に突き進んでいる」と警告した。