「韓国、12月初め再流行も…高齢層はインフルエンザ・コロナワクチン接種を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.18 09:56
国家感染病危機対応諮問委員会の鄭ギ碩(チョン・ギソク)委員長(新型コロナ特別対応団長)が「他国の流行パターンを考慮すると、韓国は12月初めに本格的な再流行を迎える可能性がある」とし、高危険層を中心にワクチン接種が必要だと強調した。
鄭委員長は17日、国家感染病危機対応諮問委会議の結果を伝えながら「最近、フランス、ドイツ、イタリアなど欧州国家で感染者が増加しているが、これらの国はいつも韓国より1、2カ月ほど流行が早かった」とし「このパターンに基づけば、韓国も1、2カ月後にかなり増える可能性がある」と説明した。
実際、国際統計サイトのアワー・ワールド・イン・データによると、14日(現地時間)基準でフランス、ドイツ、イタリアでは感染者数が1カ月前より増えている。人口100万人あたりの感染者数を比較すると9月17日はフランス376人、ドイツ390人、イタリア274人で安定的だったが、およそ1カ月後の10月14日にはフランス836人、ドイツ1130人、イタリア707人と倍以上に増加した。鄭委員長は「これらの国は韓国に劣らずワクチン接種率が高いが増加している」とし「再流行が遅くなったり、来ないこともあり得るが、準備はやや過度に徹底して進めなければいけない」と述べた。