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サンバンウル、数十人の職員がドル不正持ち出し…北朝鮮に渡ったか捜査

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.18 08:09
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サンバンウルグループが数十億ウォン分の米ドルなどを不正に海外に持ち出した状況を確認した検察が17日、ソウル所在のサンバンウルグループ事務室などを家宅捜索した。検察はサンバンウルの対北朝鮮事業とサンバンウルのドル不正持ち出しの時期が重なる点などに注目し、この外貨が北朝鮮側に渡ったかどうかを調べている。

水原(スウォン)地検のこの日の家宅捜索対象にはサンバンウルグループとサンバンウル本社、サンバンウル系列会社のグァンリムやナノス(現SBW生命科学)などが含まれた。検察は捜索差押許可状に外国為替取引法違反および特定経済犯罪加重処罰法上の財産国外逃避の疑いを指摘したという。

 
検察はサンバンウルグループの外貨持ち出しが当時のキム・ソンテ会長らが2019年1月と11月に中国瀋陽で北側の人物と会う直前に集中したと把握している。キム氏が北側の朝鮮アジア太平洋平和委員会と経済協力合意書を作成した1月の行事には、サンバンウルグループから計3億2000万ウォンの賄賂と不法政治資金を受けた疑いで逮捕、起訴された李華泳(イ・ファヨン)元京畿道(キョンギド)平和副知事も出席した。

検察によると、外貨の持ち出しにはサンバンウルグループの数十人の役職員が動員された。1人あたり数千万ウォンから数億ウォンをドルなどに両替し、個人の持ち物の中に隠して申告せずに出国した。このように出国したサンバンウル役職員は中国現地空港でサンバンウルグループのバン副会長(逮捕、起訴)に外貨を伝えた後、すぐに帰国の飛行機に乗ったという。検察はこの外貨が北朝鮮の人物に渡ったとみている。

匿名を求めたサンバンウルの関係者は「2019年当時にも『この外貨が北に流れた』という推測から、不正持ち出しに加担した職員までが外国為替取引法違反で処罰を受けるのではないかという心配があった」と伝えた。

サンバンウルが北側の人物に会う席にはアジア太平洋平和交流協会会長のアン氏も同席したという。アン氏は2019年1月、サンバンウル系列会社ナノスの取締役として招聘された。ナノスはアン氏を招聘した後、事業目的に鉱山開発業と海外資源開発業を追加した。当時、北朝鮮との経済協力合意でナノスがレアアース(希土類)を含む北朝鮮の鉱物に対する事業権などを受けたと伝えられ、コスダック上場企業ナノスの株価は急騰した。

アジア太平洋平和交流協会は2018年11月と2019年7月、京畿道(キョンギド)とフィリピン・マニラでそれぞれ開かれた「アジア太平洋の平和・繁栄のための国際大会」を京畿道と共同主催した。サンバンウルはこの行事に数億ウォンを支援した。アジア太平洋平和交流協会に対しては、この行事にサンバンウルグループを引き込んだ経緯のほか、統一部の承認を受けずに北朝鮮万寿台創作社の数十点の絵画の不正保有したり、タイで「APP427」というコインを発行・上場した事業を進めたりした背景などに関連して各種疑惑が提起されている状態だ。

検察は不正に持ち出した外貨がサンバンウルの北朝鮮鉱物事業権獲得、北朝鮮高官のアジア太平洋平和交流協会行事出席の見返り、または密輸した絵画の対価などとして北朝鮮側に渡った可能性(南北交流協力法違反)を念頭に置いて資金の流れを分析している。

検察は14日、アジア太平洋平和交流協会事務室とサンバンウルグループ元幹部、アジア太平洋平和交流協会元会長アン氏の自宅などを家宅捜索し、近くアン氏ら協会関係者と共謀で外貨を持ち出した役職員を呼んで調べる予定だ。北朝鮮絵画密輸疑惑に対しては関税庁の調査も進められている。



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