システムを二重化したというカカオ…業界「事実上していない」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.17 08:36
15日午後3時19分、SK C&C板橋(パンギョ)データセンターで発生した火災でカカオのサービス障害が続いている。2日間、4743万人の利用者に影響が出ている。16日午前2時からデータセンターの電源が供給され、カカオトークの一部の機能などサービスが復旧しているが、速度は遅い。
この日昼12時、カカオのヤン・ヒョンソ副社長は板橋(パンギョ)SK C&Cで会見し、「ここにある3万2000台のサーバーのうち1万2000台が復旧した」とし「二重化措置をもかかわらず電源供給が遮断された状況であり、サーバーを増設してトラフィックを転換するのに時間がかかっている」と述べた。カカオ側は繰り返し「システムは二重化(データなどを別のところに複製)されていて、直ちに措置を取った」と釈明した。データは計4つのデータセンターに分散保存されていて、システムも二重化されているため、データ損失の危険は「ゼロ」だと主張する。