韓銀総裁「韓米通貨スワップ、万病に効く薬ではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.17 06:53
韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は15日(現地時間)、「全世界的な高インフレの原因の一つは、エネルギーと食料品価格のためであり、ウクライナ戦争が終わってこそ解消の糸口をつかむことができる」と述べた。
李総裁は米国ワシントンで開かれた国際通貨基金(IMF)・世界銀行の年次総会に出席した後に開いたワシントン特派員懇談会で「インフレなどの解決のためにウクライナ戦争の中断が重要だという議論が会議であった」としながら「当面の対応策が見えないため、政策を行う立場では戦争が相当期間続くかもしれないという前提を持っているべきではないかと思う」と明らかにした。