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韓国与党「断固たる決断避けない」…核開発の主張も

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.13 15:53
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韓国与党・国民の力が13日、「北核抑止力の確保と平和守護のための『断固たる決断』を絶対に避けない」と強調した。

国民の力の梁琴喜(ヤン・クムヒ)報道官はこの日の論評で「国民の力と尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権は国民の生命を守るためにはいかなる道具であっても考慮する」とし、このように明らかにした。

 
また「文在寅(ムン・ジェイン)政権の『北朝鮮片思い』が核のない韓半島(朝鮮半島)というみんなの夢を破壊したが、尹錫悦政権は過去の失敗を嘆く余裕もない」とし「尹錫悦政権は国民の生命と財産を守り、韓半島に永久的平和をもたらすことを唯一の最終的目標にしている。この目標を成し遂げるために別の手段を考えなければいけない時点が近づいている」と説明した。

梁報道官は「韓半島の軍事的状況は悪化の一途をたどっている。安保パラダイム自体を変えるべき状況に達した」とし「1991年の韓半島非核化宣言はそれ自体が目標でなく、韓半島平和のための手段の一つであり、文在寅政権で締結された9・19軍事合意も同じ」と指摘した。

続いて「ところが『韓半島非核化宣言』と『9・19軍事宣言』は北の金正恩(キム・ジョンウン)委員長によって無惨に踏みにじられた」とし「北は核保有を公式化し、これを使用するための大陸間弾道ミサイル、短距離巡航ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイルなどの核攻撃武器体系も備えた」と強調した。

国民の力からは「核武装論」が出てきている。金起ヒョン(キム・ギヒョン)議員は自身のフェイスブックで核共有などの議論に関連し「国際的な友好協力だけでは国を守るうえで決して十分でない。平和を守るには北核と同等の核を確保するしかない。核を除いたいかなる議論も現実回避と詐欺にすぎない」とコメントし、核開発を主張した。

羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)元議員はCBSラジオ番組で「戦術核再配備から始めて一部で提起される核武装まですべてテーブルの上に置いて、もう私たちが世論をまとめていく手続きが必要だ」と述べた。

尹相ヒョン(ユン・サンヒョン)議員はSNSに米国戦略資産の常時循環配備について「北の7回目の核実験が予想される状況で、国内外の情勢を総合的に考慮すると、これが最も現実性あり合理的な代案」と書いた。

この日、尹錫悦大統領は戦術核再配備に関連し「多様な可能性を一つ一つ確かめている」と述べ、具体的な答弁は避けた。尹大統領はこの日、ソウル龍山(ヨンサン)庁舎に出勤する際、記者らに対し「いま国内と米国では拡大抑止に関するさまざまな意見が出ている」とし「安保事項について大統領が公開的に何かを確認したり、明示的な答弁をするのは難しいという点を了解してほしい」と話した。

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