親日論争で韓国与党重鎮に怒りか…「韓国史」講師チェ・テソン氏がSNSにコメント
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.12 10:51
韓国史専門講師のチェ・テソン氏が「売国奴」李完用(イ・ワンヨン)の文を共有し、与党・国民の力の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)非常対策委員長を間接的に批判した。
チェ氏は11日、自身のインスタグラムに、「朝鮮が植民地になったのは旧韓国の力が足りないからであり、歴史的に当然の運命と世界的な大勢に順応するための朝鮮民族の唯一の活路であるため断行されたのだ」という文と共に李完用の写真を載せた。こうした内容は、乙巳五賊の一人、李完用が1919年5月30日に毎日新報に載せた文だ。
この日、鄭非常対策委員長は韓日米軍事合同訓練を「親日」と批判した李在明(イ・ジェミョン)共に民主党代表に反論するコメントを自身のフェイスブックに載せた。鄭委員長は「朝鮮はなぜ滅びたのか。日本軍の侵略で滅びたのか。朝鮮は中から腐って滅びた。日本は朝鮮王朝と戦争をしたことがない」と主張した。その後、親日論争が広がった中、チェ氏は李完用の文を共有して鄭委員長を批判したとみられる。