ウォン相場22.80ウォン急落、KOSPIまた2200ポイント割れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.12 07:19
11日の金融市場に寒波が押し寄せてきた。ウォン相場が2年7カ月来の大幅な下落となり、韓国総合株価指数(KOSPI)が再び2200ポイントを割り込んだ。米国の雇用状況が堅調なものと発表され米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを継続すると予想される上に米国の対中半導体輸出規制まで発表され市場に冷や水を浴びせた。ここに韓国の貿易赤字がますます悪化し年間累積赤字300億ドルを超えたというニュースも不安心理を刺激した。
この日ソウル外国為替市場でウォン相場は前営業日より22.80ウォンのウォン安ドル高となる1ドル=1435.20ウォンで取引を終えた。終値基準で1週間ぶりに1430ウォン水準が崩壊した。下げ幅も大きかった。1ドル=1428ウォンで取引を開始したウォン相場は取引時間中に1438.10ウォンまでウォン安が進んだ。終値基準で前営業日比の下落幅22.80ウォンは2020年3月19日の40ウォン以降で最も大きい。ウォン安は強まるドル高の影響が大きい。この日午後3時30分基準で主要6通貨に対するドルの価値を示すドル指数(1973=100)は113.33となった。ドル指数が110を超えたのは2002年6月以来だ。