【コラム】韓国第一野党・民主党の親日攻勢、対国民ガスライティング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.10 10:08
また「親日」という批判だ。日本には反日キャンペーンで、国内の反対陣営には親日フレームで攻撃し、支持層を結集した5年間がもう懐かしくなったのか。「親日残滓清算は古くからの課題」と言った大統領、竹槍歌を流しながら「愛国か、利敵か」と言った民情首席秘書官、「分断に寄生して存在する親日派の清算は国民の命令」と言った光復会長。文在寅(ムン・ジェイン)政権の慰安婦合意破棄、大法院(最高裁)の強制徴用賠償判決で外交に波紋が広がった中、民主党所属の自治体の主張は不買運動イベントを開き、支持者らは嫌悪感を与える「土着倭寇」のレッテルをあちこちに貼った。慰安婦基金横領容疑を受けながらも意気揚揚だった同じ党の議員もいた中でだ。
今度は同じ党の李在明(イ・ジェミョン)代表が出てきて、議員らが先を競って手伝う。北朝鮮の前例のない高強度ミサイル挑発に対応して実施された韓日米連合対潜水艦前訓練をめぐり、李代表は「極端な親日行為」「国防惨事」と述べた。「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が以前に『自衛隊が有事の際、韓半島(朝鮮半島)に入ってくることもあるが』と発言したが、これが現実化するということか。独島(ドクト、日本名・竹島)を自国の領土と主張しながら経済侵奪もするのに、自衛隊を認める根拠となる訓練を独島付近でするのか」。6・7日に国家監査の場などでした発言だ。訓練の前、同じ党の安圭佰(アン・ギュベク)議員が軍事機密の訓練場所をSNSに載せながら批判した後、党全体が一つに団結したようだ。