北朝鮮の挑発に韓日首脳「25分の電話会談」…日本マスコミ「関係改善、見通せない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.07 14:32
韓日両国首脳が6日午後初めて「25分電話会談」をしたが「日韓関係の本格的な関係改善は見通せていない」という日本の反応が出てきた。
読売新聞は7日、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と岸田文雄首相が電話会談をしたことは「安保協力」のためだと診断した。あわせて「日韓間の最大の懸案である『元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)』問題で踏み込んだ議論は行われず、本格的な関係改善は依然、見通せていない」と伝えた。同日、尹大統領が「韓日関係が早期に過去のように良好だった時期に戻って企業と国民交流が円滑になれば両国経済に多いに役立つだろうという意見で一致した」という発言とは温度差があるわけだ。
先月ニューヨークで開かれた韓日首脳会談を巡っても両国の発表は交錯していた。日本は「懇談」という表現を使っていた反面、韓国政府は略式首脳会談だと表現した。日本は強制徴用被害者問題の解決を韓国がするべきことだという立場を守っているが、今回の首脳間の電話会談にもかかわらず、拡大解釈を敬遠する様子を見せた。電話会談後の6日夕方、岸田首相も記者団に対して「日韓関係のさまざまな課題について、ごく短いやりとりはあった」とし、大部分は北朝鮮に関して言葉を交わしたと明らかにした。