帰還していた米空母「ロナルド・レーガン」、北朝鮮の挑発に東海へUターン(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.06 07:07
大統領室高官は同日、記者団に対し、「北朝鮮ミサイルの射程距離が伸び続け、ミサイル関連(発射)プラットフォームが変わり続けており、他のミサイル挑発があるのではないかという懸念があるほど頻繁になっている」とし、「7回目の核実験への可能性を高めるための段階別シナリオを踏んでいくのではないかと判断している」と明らかにした。
一部では、2017年に北朝鮮が中長距離弾道ミサイルを「高角」(ミサイル発射角度を正常角度より高め、射程距離を減らす)で試験発射したのとは異なり、今回は中長距離弾道ミサイルを正常角度の実距離試験発射し、7回目の核実験に踏み切る可能性を懸念している。
ある消息筋は、「米空軍は周期的に大陸間弾道ミサイル(ICBM)『ミニットマン3』を弾頭なしに西部カリフォルニアから発射し、約4200マイル(約6760キロ)離れた太平洋マーシャル諸島のクェゼリン環礁付近の海上に落下させる訓練を行う」とし、「北朝鮮が初めてIRBMを実距離発射することを見た時、これを真似する可能性もある」と話した。