韓国軍「玄武」弾道ミサイル落下に野党「完全な作戦失敗…組織的隠蔽の疑い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.05 14:09
韓国野党第一党・共に民主党が5日、北朝鮮の中距離弾道ミサイル(IRBM)挑発に対応する措置として韓国軍が発射した「玄武2C」弾道ミサイルが非正常飛行して落下する事故が発生したことについて「完全な作戦失敗」と批判した。
民主党所属の国会国防委員はこの日、国会疎通館で記者会見を開き、「北の中距離ミサイルに対応する我々の韓米弾道ミサイル射撃だったが、我々の国民の頭の上に玄武2が落ちた」とし、このように述べた。
国防委員らは事故直後の軍の対応については「玄武2ミサイル誤射の問題が発生したにもかかわらず、翌日1時にまた韓米エイタクムス(ATACMS)4発を発射し、こうした射撃計画は周辺の住民に公示されなかった」と指摘した。