韓国100大企業の社内留保金1000兆ウォン突破…10年間で395兆ウォン増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.04 09:00
韓国100大企業の社内留保金が1000兆ウォン(約100兆円)を超えた。10年間で395兆ウォン増えた。国会企画財政委員会所属の「共に民主党」洪性国(ホン・ソングク)議員が3日に国会予算政策処から取り寄せた資料によると、昨年基準上位100社の社内留保金は1025兆ウォンを記録した。2020年の938兆ウォンから87兆ウォン(9.3%)増加し初めて1000兆ウォンを突破した。2012年の630兆ウォンと比較すると増加幅は395兆ウォン(62.7%)に達する。上位10社の社内留保金は2012年の260兆ウォンから昨年は448兆ウォンに増えた。
不確実な内外の経済環境のため企業が投資するよりも資金を貯め込む傾向が明確になった。この10年間で企業の売上額が増える速度よりも社内留保金が増える速度が速かった。2012年から昨年まで上位100社の売り上げ増加率は年平均2.3%だったが、留保金の年平均増加率はそれより高い5.5%だった。上位10社に範囲を狭めればこの期間の社内留保金年平均増加率は6.3%で、売り上げの年平均増加率1.6%を大きく上回った。