開発していないミサイルを発射したように…大統領選当時に文政権の国防部が映像制作
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.10.04 07:58
文在寅(ムン・ジェイン)政権で国防部が国産迎撃システムL-SAM(長距離迎撃ミサイル)開発を広報するために継ぎ接ぎの映像物制作に介入したことが分かった。前回の大統領選挙当時、尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補の「高高度防衛ミサイル(THAAD)体系追加配置」公約をめぐり政界が熱を帯びた攻防をしている状況だった。軍内外では「当時の国防部が政治的中立義務を破って選挙に関与した」という批判が出ている。
国民の力の韓起鎬(ハン・ギホ)議員によると、この映像は2月28日当時に徐旭国防部長官が開いた全軍指揮官会議で上映された。国防部は会議を終えた後、記者団にこの映像を配布するなど積極的に広報した。