2008年危機に対応した韓国元金融委員長が警告「利上げ、先送りすべきではない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.30 15:27
「ソフトランディングはどちらにしても不可能だ。景気低迷を短期間に強く体験するのだと腹を括るべきだ。利上げなどで断固として対応してこそ本当の危機を避けることができる」
崔鍾球(チェ・ジョング)元韓国金融委員長は「2008年の金融危機時に活発だった国際共助は現在作動しない」と28日、中央日報紙との電話インタビューで話した。他国が倒れようが倒れまいが「自分だけでも生存」するために各国が奮闘している以上、韓国も対応の強度を高めなければなければならないと強調した。
崔氏は金融危機が迫った2008~2009年、企画財政部国際金融局長として仕事をしていた。当時外国為替政策責任者として、為替レート戦争の最前線にいた人物だ。その後2017~2019年金融委員長を務めた。現在、法務法人「和友」の顧問だ。13年ぶりに1ドル=1400ウォン台というウォン安ドル高(為替レート上昇)という危機状況を迎え、秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官が27日、崔氏と会って助言を聞いている。次はインタビュー一問一答。