サムスン電子が「RE100」に加入、緊張状態に陥る韓国産業界
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.29 10:30
サムスン電子が国際再生可能エネルギープロジェクトである「RE100」に加入し産業界が緊張している。RE100は2050年までに企業が使う電力の100%を再生可能エネルギーで充当するキャンペーンだ。
28日の財界によると、韓国の再生可能エネルギー発電量は少なく、関連インフラが不足しており、韓国最大企業のサムスン電子がRE100に乗り出せば影響は少なくないだろうという懸念が出ている。
サムスン電子はこれまで親環境経営を主導してきたが、2020年代以降本格化した世界的なカーボンニュートラルの動きには慎重な姿勢を見せてきた。欧米などの顧客の要求に合わせるためにはRE100加入は必須の選択だったが、韓国の再生可能エネルギーインフラ不足に足を引っ張られてきたということだ。