韓米に誇示するように東海にSRBM発射も…一切言及しない北朝鮮
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.29 09:47
北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射したが、国営メディアはこれを報道していない。朝鮮中央通信と朝鮮中央放送労働党機関紙の労働新聞などは29日午前7時まで、前日晩に平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)一帯から東海(トンヘ、日本名・日本海)上に発射した短距離弾道ミサイルに関する事実に一切言及していない。その代わり収穫期を控えて農業生産性確保のために内部紀綱を引き締める内容を集中的に報じた。
北朝鮮は今年初めまでミサイル発射の翌日に国営メディアを通して、前日の発射の性格を規定・評価する記事と写真を公開してきた。2月27日と3月5日に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)火星17型を発射した際には「偵察衛星開発計画に基づく重要試験」と伝え、3月25日にICBM発射に成功した翌日には金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が登場する華麗な映像まで送出した。