「韓日米海軍、30日に東海で連合訓練実施」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.29 07:57
北朝鮮が28日、韓米連合訓練が進行中の東海(トンヘ、日本名・日本海)に短距離弾道ミサイル(SRBM)2発を発射した。米国の原子力空母が浮く海上に北朝鮮がミサイルを発射したのは初めて。韓米軍当局は今回のミサイル挑発を深刻な脅威とみて対応の程度を考えている。韓米海軍は30日には日本海上自衛隊と共に東海で北朝鮮の潜水艦活動を牽制するための連合対潜訓練も実施する。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮はこの日午後6時10分から平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)一帯から約10分間隔でSRBM2発を東海上に発射した。韓米軍当局は北朝鮮が発射したSRBMの飛行距離を約360キロ、高度は約30キロ、速度はマッハ6程度と探知した。北朝鮮は移動式発射台(TEL)でSRBMを発射したことが分かった。ミサイル2発ともに咸鏡北道吉州郡(キルジュグン)沖の無人島に向けて発射したと分析された。
専門家らは射程距離や高度などから「北朝鮮版エイタクムス」と呼ばれるKN-24ミサイルと推定した。北朝鮮が「戦術誘導弾」というSRBMだ。