韓国、昨年1日に37人が「極端選択」…10代は1年間で10%増
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.28 13:19
新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)2年目だった昨年の自殺死亡者が増加傾向に転じ、特に10代の自殺率が前年より10.1%急増したことが分かった。
27日、統計庁がまとめた「2021年死亡原因統計」によると、昨年の自殺死亡者は1万3352人で、前年より157人(1.2%)増加した。1日平均自殺死亡者は36.6人だ。新型コロナの初年だった2020年の自殺死亡者は前年より4.4%減少したが、昨年小幅に増加したわけだ。
人口10万人当たりの自殺死亡者数を示す自殺率は26人で、前年(25.7人)より0.3人(1.2%)増えた。男性(1.2%)と女性(1.4%)でいずれも増加し、男性の自殺率(35.9人)が女性(16.2人)より2.2倍高かった。年代別には、80歳以上(61.3人)で自殺率が最も高く、70代(41.8人)、50代(30.1人)、60代(28.4人)などの順だった。保健福祉部は「長引くコロナ禍による憂うつ感および自殺思考率の増加、10~20代の青少年・若年層の自殺率の増加などが主な原因」と解釈した。