半導体寒波、予想よりも厳しい…「韓国半導体」に非常灯
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.28 10:20
半導体需要の急減と価格下落にともなう市場沈滞で韓国の半導体業界の前途に非常灯が灯った。早ければ来月6日に7-9月期の業績発表を控えたサムスン電子は半導体営業利益が前四半期比で半減するという観測まで出てきた。
市場調査会社のトレンドフォースは27日、7-9月期のNAND型フラッシュ価格が平均13~18%下落したのに続き10-12月期にも15~20%ほど追加で下がるものと予想した。これに先立ちトレンドフォースはDRAM価格もやはり7-9月期に10~15%、10-12月期に13~18%下落するという悲観的な見通しを出していた。
市場ではすでに業績見通しを大きく引き下げている。この日金融情報会社のFnガイドによるとサムスン電子の7-9月期の営業利益見通し(コンセンサス)は前年同期比20%減少した12兆7076億ウォンだ。前四半期の14兆970億ウォンより1兆ウォン以上減った。