中国・台湾、安倍氏の弔問外交で神経戦…序列比較に「妥協コード」あり
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.28 08:36
27日の安倍晋三元首相の国葬で中国と台湾が激しい神経戦を繰り広げた。中国は副首相級の序列となる万鋼・全国政治協商会議(政協)を政府代表として派遣し、台湾は安倍元首相と親交の深かった李登輝元総統の次女である李安●(女へんに尼)氏(李登輝基金会理事長)と前職台湾立法院長(国会議長に相当)を歴任した蘇嘉全氏(現台湾日本関係協会会長)と王金平氏を代表として派遣した。
この日の国葬で各国代表団の献花儀式中、台湾代表団に対する呼称も関心を集めた。女性司会者は台湾の正式名称である「中華民国」ではない英文で「台湾」と短く呼称した。2012年日本政府が執り行った3・11東日本大震災追悼式の献花儀式時には台湾代表に別途配慮していなかった。このために野田佳彦当時首相が国会でお詫びを述べたと台湾自由時報が報じた。