1ドル=1400ウォン台…韓国経済副首相、金融危機当時「野戦」担当2人と対話
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.27 16:03
韓国の秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副首相兼企画財政部長官が2008年の金融危機当時に為替レート戦争で「野戦」を担当した申斉潤(シン・ジェユン)、崔鍾球(チェ・ジョング)元金融委員長に会った。1ドル=1400ウォン台までウォン安ドル高が進み、1ドル=1500ウォン台までが懸念されている状況であるからだ。
企画財政部は27日午前、秋副首相がソウル三成洞(サムソンドン)インターコンチネンタルコエックスホテルで2人と懇談会をしたと明らかにし、「最近の金融・為替市場状況、過去の政策経験、対応策に関する意見を交換した」と伝えた。
金融危機当時の2007-09年、申元委員長は財政経済部(現企画財政部)国際金融局長と国際業務管理官(次官補)を、崔元委員長は企画財政部国際金融審議官と国際金融局長を務めた。2008年9月に米大手投資銀行リーマンブラザースの破綻で金融市場が最悪の状況を迎えた当時、2人は為替政策責任者の国際業務管理官・国際金融局長として呼吸を合わせた。為替レート戦争の最前線にいた人物だ。