【社説】不安な金融市場…韓国政府の域外投機管理が必要だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.27 11:13
米国が強力な緊縮を続け、韓国国内金融市場に衝撃が続いている。 昨日、KOSPI(コスピ)指数は3%下落し、2年2カ月ぶりの最安値となった。KOSDAQ(コスダック)指数は5%急落し、2年3カ月ぶりに700台割れとなった。この日の証券市場の下落で両市場で1日に時価総額71兆ウォン(約7兆円)が蒸発した。ソウル外国為替市場で1ドル=22.0ウォン高ドル安の1431.3ウォンで取り引きを終えた。ウォン相場が1430ウォン台までウォン高ドル安が進んだのは13年6カ月ぶりのことだ。
金融市場に恐怖心理が高まっている。しかし、米国発金利高・ドル高のショックによる市場のやむを得ない調整過程ということから過度な不安感を乗り越えなければならない。米国の年末政策金利水準が4.4%であるだけに、連邦準備制度(FRS)が来月も0.75%ポイントの利上げを続ける可能性が大きい。どのようなメッセージを出すかによって市場衝撃がさらに続く可能性がある。国民も企業も適切にリスクマネジメントを行う必要がある。