北朝鮮、韓米連合訓練の前日に東海にSRBM発射
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.26 08:01
北朝鮮が25日、また短距離弾道ミサイル(SRBM)を発射した。26日から4日間、米国の原子力空母と原子力潜水艦を動員した大規模な韓米海上連合訓練が実施される東海(トンヘ、日本名・日本海)上に向けてだ。北朝鮮の弾道ミサイル発射は6月5日以来112日ぶり。先月17日に巡航ミサイル2発を発射してから39日ぶりの挑発だ。大統領室ではこの日午前、金聖翰(キム・ソンハン)国家安保室長が国家安全保障会議(NSC)を開き、対応について議論した。
韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は25日午前6時53分ごろ、平安北道泰川郡(テチョングン)一帯から東海(トンヘ)上にSRBM1発を試験発射した。韓米軍当局はミサイルの飛行距離を約600キロ、高度を約60キロ、速度をマッハ5程度と探知した。浜田靖一防衛相は「変則軌道で高く飛翔した可能性があり、日本の排他的経済水域(EEZ)の外側に落下した」と明らかにした。
◆NSC「北が先制核攻撃法制化後に初めて挑発」