【社説】米国が3回連続0.75%利上げ、衝撃を防ぐべき=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.23 13:29
米国の中央銀行が3回連続で「ジャイアントステップ」を踏んだ。米連邦準備制度理事会(FRB)は21日(現地時間)、米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を3.0~3.25%へと0.75%引き上げた。
ある程度は予想されていたが、米国の金利が上がると国際金融市場は衝撃を避けることができなかった。国内外国為替市場で韓国ウォンはマジノ線と見なされてきた「1ドル=1400ウォン」ラインを超えた。一時は1ドル=1413.40ウォンまでウォン安ドル高が進み、結局、韓国ウォンは前日比15.50ウォン(1.11%)値下がりした1ドル=1409.70ウォンで取引を終えた。1ドル=1400ウォン台は2009年3月以来13年6カ月ぶりだ。2020年1月と比較すると、30%以上もウォン安ドル高が進んだ。韓国の株価も下落している。
さらに大きな問題は4回目のジャイアントステップの可能性だ。FRBのパウエル議長は記者会見でその意志を表した。パウエル議長は「FRBはインフレを2%に戻すことに集中している」とし「インフレ抑制が最も重要な目標になるべきだ」と述べた。