韓国産業長官「韓国産電気車差別、韓米協力にマイナスの影響」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.23 10:54
韓国の李昌洋(イ・チャンヤン)産業通商資源部長官が21日(現地時間)、レモンド米商務長官と会談し、韓国産電気自動車に対する差別は韓米経済協力の動力を弱めかねないとして解決案を促した。
李長官はこの日午後、米ワシントンの商務省庁舎でレモンド長官と1時間ほど会談した。李長官はこの席で、北米産の電気自動車に限り税制優遇をする制度は米国が進めるサプライチェーン協力基調と合わず、今後の韓米協力関係にもマイナスの影響を及ぼしかねないという懸念を伝えたと、産業部が報道資料で明らかにした。
李長官は「韓米両国間の先端産業、サプライチェーン、エネルギー協力が緊要な中、差別的な税額控除で協力の雰囲気が阻害されないか憂慮する」とし「インフレ抑制法(IRA)問題は両国経済協力の大きな枠組みで接近する必要がある」と提案した。「今後、半導体・バッテリー・原発など両国協力事案が多い状況でIRAのような差別的措置は協力の動力を弱める」と強調しながらだ。