【コラム】歴史・文化の青瓦台、ソウルの新しいランドマークの可能性(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.22 16:15
◆「慰楽施設化」「親日」論争の罠
先月、世界的ファッション雑誌「VOGUE KOREA」の「青瓦台韓服ファッション写真撮影」は熱い論争に包まれた。「韓服グローバル化」に加えて開放された青瓦台を世界に知らせるという趣旨で文化財庁が許可した。当然、現代的に再解釈した韓服が登場し、モデルは青瓦台の至る所を闊歩した。正統な韓服ではなく、そのうち日本アバンギャルドデザイナーの作品が一つあり、トップモデルのハン・ヘジンが迎賓館内部で椅子の上に横になった姿勢で撮影したということが問題になった。青瓦台の品格毀損、歴史意識の不在、「親日」という批判が出てきた。卓賢民(タク・ヒョンミン)前儀典秘書官は「日帝が昌慶宮(チャンギョングン)を昌慶苑に降格させた狙いとも似ている」とし、一部では「妓生(キーセン)」云々という発言まで出てきた。