【私は告発する】墜落した韓国エリートスポーツ…その裏には文政権の「政治介入」があった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.09.22 15:15
いま韓国は日本の失敗をそのまま踏襲している。エリートスポーツ政策のことだ。日本は1964東京オリンピック(五輪)で金メダル16個を獲得し、米国、ソ連に続いて3位に入った。自国の五輪を機に国際スポーツの強者に浮上した後、勢いを継続した。1968年メキシコシティ五輪で3位、1972年ミュンヘン五輪で5位、1976年モントリオール五輪でも5位だった。ところが1988年のソウル五輪では10位圏外まで落ちた。何があったのか。
答えはエリート体育に対する支援の減少だ。1970年代に日本は政府レベルで社会体育、すなわち一般の人たちが楽しむスポーツの底辺拡大を強調し、一般大衆のエリート体育に対する関心がしだいに薄れた。1984年ロサンゼルス五輪は7位、ソウル五輪は14位(金メダル4個)と成績が振るわなかった背景だ。